私の生い立ち
- 2015/7/15
- その他いろいろ

ブログへのお問い合わせ、よく私の生い立ちなどを聞かれます。特別なこともなく、ごく平凡に生きてきただけですが、少し書いてみます。
私の小学校時代は両親共働きでかぎっ子でした。習い事はそろばんとピアノ。どっちもあんまり好きじゃなかった。
もともとおとなしい性格で、小学6年生の時に田中のぶこ(仮名)さんという友達と出会い、似たもの同士でよく遊びました。田中さんも私と同じ鍵っ子で、いつも田中さん家で宿題を一緒にしたり、夕方のドラマの再放送を見たりしました。
当時、大映ドラマが流行っていて、「スチュワーデス物語」、「少女に何が起こったか」、「ヤヌスの鏡」、「スクールウォーズ」などのドラマを必死になって観ていた事を思い出します。
出生の秘密を持つ主人公、急展開するストーリー、感情表現が強烈で大げさなセリフ、などの演出で有名です。私と田中さんはこのセリフに突っ込みを入れるのが大好きでした。特に「スチュワーデス物語」はもう小学生による突っ込みの嵐でした。
鍵っ子の親を持つもの同士、たくさんの時間を過ごしました。放課後、そして長い夏休み。学校のプールに行ったり、お菓子を買い食いしたり、テレビを見たり。田中さんがいてくれたおかげで、両親が忙しかった私はさびしい思いをしなくてすみました。
田中さんと楽しい小学校時代を終え、彼女と私は地元の公立中学校に。
ここで、私はバスケットボール部に所属。練習練習の毎日、先輩後輩の上下関係など、やめたい、美術部に入りたい、なんて思いながらも何とか3年間続けました。辛かったけど、礼儀作法はしっかり身についたな。「お前はカスだ!」的なことも先生によく言われたけど。
バスケットボールに明け暮れたあと、中学3年生から塾に通い始めました。夜に子供だけで出かけるっていうのが、嬉しかったのを覚えています。これまた、田中さんと同じ塾に通ったから楽しかったんですよ。先生にあだ名つけたり、モノマネしたり。小学校と変わらず楽しい中学校時代を過ごしました。
高校は、私立女子高に通いました。女子だけってあんなに楽しいもんなんですね。先生もとりあえず男だったらモテる、みたいな世界。男子がいないので、みんなそれはそれはもうめちゃめちゃ解放的。
朝から羊かん丸かじりしてる子とか、授業中に本立てて早弁してる子とか、かなり楽しかったです。こうやって振り返ってみると私は学校という場所がとても好きみたいです。友達とおしゃべりしたり、勉強したり、そして先生がいて。
こんなおバカな私達になんでこの大人達は真剣に付き合ってくれるんだろう、と真面目に考えた事もありました。それくらい楽しい学校生活を送る事ができて本当に私はラッキーでした。
周りの友達や先生に恵まれてたからこんな風に思える。そして学校に通わせてくれた親にも感謝。こんなふうに思うのはやっぱり年のせいかな。