日本人がアメリカの運転免許証、身分証明証、クレジットカードを持つには
- 2017/2/25
- その他いろいろ

アメリカならではといいますか、免許の取得には目の色や髪の色、身長、体重を記載する欄があり、自己申告なので簡単にウソの情報を書き込むことはできます。日本語でのテストを受けれるとのことで、日本語でテストを受けました。コンピュータが英文を日本語に直しているような理解しがたい日本語でした。
日本語の意味が分からず、日本の運転免許証をとるときみたいにある意味ひっかけ問題のようでした。選択問題のテストに合格したら、次はもう仮免許証をもらえます。本来、日本でも免許を持っていないかたは、練習が必要です。
私の場合、日本でも免許を持っており、アメリカでの運転に慣れていたため、友達に車を借りて、自分で運転試験場まで運転し、試験官員を乗せてドライビングテストを受けました。日本で何か月も何十万もかけて免許を習得したのに、アメリカではたった30ドルくらいで免許が取れてしまいます。
ロサンゼルスのドライバーたちははっきりいって危なっかしく、へたくそです。目の前で事故は何度も見たことがあります。どれだけ自分が気を付けていても、相手が悪くて事故になる可能性がありえすぎるので、アメリカでの運転はあまりお勧めしません。
なんなら、保険に入っていなかったり、免許すらもっていない人、違法滞在者がゴロゴロといますし、事故にあっても10:0で自分が悪くないってどれだけ言っても、警察はその瞬間を見ていないから、わからないと言い出すそうです。
ハワイでは有れば便利ですが、車がなくてもまったく支障なく生活できます。とゆうのも、住む場所によりますが、ワイキキに住んだ場合、ワイキキですべて事がすんでしまうんです。
ハワイでレンタカーをしたい場合はニッポンレンタカーがありますので、日本の免許証でなにも問題なく借りられます。他のレンタカー会社でも、観光で来ている場合は日本の免許証の使用ができます。
自分が悪くない事故も十分にありますので、レンタカーをする際には、多少金額は上がりますが、すべてカバーしてくれる保険に加入する事をお勧めします。日本とは逆車線だったり、右折は赤信号でもできたりと、日本と交通ルールは異なりますので、レンタカーをする際には、事前にアメリカのルールを頭に入れたうえで運転を心がけましょう。
私は最初、ワイパーとウィンカー間違えをひたすらしていました。右折ができることも、つい忘れてしまい、後ろの車に何度もクラクションを鳴らされたことがあります。ちなみにアメリカでは、そこらじゅうでクラクションが聞こえます。危ないよ、注意しろよ的な感覚で使われるんです。
ハワイもロサンゼルスも共通して起こることが、車の渋滞がひどいですし、市バスは時間内には来ません。バスの時刻表というものは、ないものと同じです。歩いたほうが、時間通りに事が済みます。ロサンゼルスにいたときにお友達から、バスの運転手に意地悪された話しを聞いたことがあります。
彼はいつもの時間に家をでて、バスを待っていたそうです。遠くの方でバスが見え始めてから、バス停の近くに寄ったら、バスの運転手さんは彼に指さして笑いながら通過されたそうです。ロサンゼルスは意地悪です。
ハワイではごくまれだと思いますが、バスの運転手さんにマンゴーを渡して乗車している方をみた事があります。市バスは$2.50です。一ドル札は持っていてもコインを常に持ち歩かない私は、ある時にバス停近くでタクシーを待っていました。
$2.50を持っていなくて、$20しかキャッシュがなかったんです。バスが到着した時、近くにいた人達は皆バスに乗り込み、私一人取り残されました。そこでバスの運転手は“乗らないの?”と声をかけてきたので、キャッシュがないからタクシーを待っていると伝えました。
運転手さんは乗っていいよと言ってくれました、日本じゃ絶対にありえないですよね。ふとした時にハワイの人の優しさと心の寛大さに心が暖まります。
ある程度大人でも、日本ではスムーズにできることが、海外だとできません。ハワイでは、運転免許書や、ステータスIDといって、自分の身分証明書を作るのが意外と大変です。
これはハワイならではだと思いますが、物価が高く、観光料金になっていますので、ハワイに住んでいる人へは割引してくれるお店が多いんです。カマアイナ割引と言います。ホテルやレストラン、お洋服屋さん、ゴルフ場、サロン、色んなところがカマアイナプライスで、割引きをしてくれます。
それを知ってる観光でハワイに遊びに来た方がハワイのIDを作ろうとして、簡単に作ることができなくなってしまいました。例えば、自分の名義の銀行や光熱費の支払いの郵便物が同じ住所に2つ以上届いているか、VISAはあるのか、など色んな書類を集めないとIDを作ることができないんです。
アメリカでクレジットカードを作る事も結構大変です。特に学生だと、日本でもクレジットカードを作る時に審査ってします。職場がちゃんと定まっていないとクレジットカードは作れません。
学生は働く事ができないので、アメリカでの収入源がないため、親御さんからの仕送りがいくらあっても、返済手段が見いだせないため、カードを作ることができません。たとえ日本でのクレジットヒストリーが優秀でも、アメリカでは関係ありません。
お友達で学生としてアメリカに渡米してすぐにクレジットカードを作った方がいます。彼女は日本にマンションを持っていて、日本ではバリバリのキャリアウーマンでした。そういった日本にいなくても、アメリカで働かなくても毎月決まった収入があるなどの証明ができないと、クレジットカードの申請が通りません。
クレジットヒストリーがなければ、場所によってはお家の契約ができない事もあります。アメリカに滞在していても、結局は移民です、信用がなければなにもできません。大統領がトランプに代わって、この先のアメリカ滞在がどのように移民に影響があるか、心配です。