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英語は気合が大事! ネイティブに近い英語を身につけたかったら、留学をして、英語の環境を作ることが一番大事
- 2017/2/15
- ハワイへ留学したい, 英語を美しく話したい

英語は気合が大事です。日本にいて独学で学んでも話せるようになる人もいれば、アメリカにいても全く話せるようにならない人もいます。少しでもネイティブに近い英語を身につけたかったら、留学をして、英語の環境を作るのが一番です。
ハワイにはサマースクールがあります。サマースクールで子供の語学力を伸ばすというのが親御さんの狙いだと思いますが、ハワイのサマースクールは、お子さんの年齢や学校によって開催されるアクティビティの種類が様々で、子供の語学力の向上だけでなく、日本ではできないような経験をさせるという面でもとても人気です。
例えば、ローカルの子供たちとハワイの文化について学んだり、ハワイの大自然の中の遠足や、キャンプへいったり、みんなで何か作ったりと、子供にとって楽しそうなアクティビティがあります。
言葉が通じなくても、みんなで一つの事をしていると、子供たちってすぐに仲良くなり、そのうち会話がしたくなり言葉も通じてくるんです。シャイな子や引っ込み思案の子もいますが、アメリカならではのフレンドリーさで子供たちは仲良く楽しく過ごしながら、フレンドシップを築きます。
子供の吸収力って底知れません。大人と子供が同じ時間だけ英語を勉強しても、子供のほうが覚えが早く、ネイティブに近い発音が簡単にできるのです。運動神経も同じです。子供はいつでも吸収が早く、一度見たもの、覚えた事の飲み込みが早いんです。
バイリンガルやトリリンガルになるには、子供のころから学んでいないと、完璧になるには難しいです。かといって大人になってから必死に英語を勉強をしても、絶対にネイティブの発音ができないわけではありません。すべては自分次第です。
学生の時に言語の習得について勉強したことがありました。赤ちゃんはお母さんのお腹のなかにいる時にまず、母の声、人間の声と物の音を聞き分けることができるそうです。子供の頃から、両親や周りの大人の会話を聞いて赤ちゃんは言葉を学びます。
言葉のなまりや方言も環境や家庭によって異なってきます。子供の語学の習得は10~13歳頃までに1つでもしっかりとできていないと、その先の習得は難しいという仮説があります。臨界期と言ってその年齢を過ぎると、脳の語学発達の細胞がシャットダウンしてしまうんです。
アメリカで実際にあったお話で、12歳まで親の愛情を受けずに会話もしないで育った少女のお話があります。彼女は発見された時に単語しか知らず、文章を作ることができなかったそうです。保護されてから、語学の勉強をしましたが、その後大人になってもきちんとした文章は今だに作れないそうです。
言葉のない環境で育つ子供はそうそういないので、臨界期の仮説はあくまでも仮説ですが、言葉の発達は親の愛情と環境、それから年齢にも関係しているんです。
私の友達はアメリカで生まれ、家の中では日本語、外では英語とゆう環境で育ちました。10歳の時に日本へお引越しをし、今度は逆で、家の中では英語、外では日本語に切り替えたのです。もちろん完璧なバイリンガルちゃんに育ちました。
英語と日本語どっちが快適なのか、と彼女に質問した事があります。どっちも同じだから答えられない、英語も日本語も自然と出てくるからとの事でした。うらやましいと心の底から感じました。そんな彼女は今フランスへ留学しています。
彼女は私に“語学を学ぶのってすごく大変だね”と言ってきました。語学を覚えようと思って学んだことがなく、生活の一部で日本語と英語を習得したため、3か国目のフランス語は、彼女にとって初めての勉強して習得する言語だったんです。
子供のうちにその国の言葉に触れて成長していくのは、とてもいい環境です。一つの言葉が完璧にできていないと、二つとも中途半端になっちゃうんじゃないの、という意見もあります。そちらも環境次第です。
小学校6年生の頃に、カナダから引っ越してきた女の子がいました。日本語も英語ももちろん話せます。ですが、彼女は漢字がとても苦手でした。リスニングとスピーキングは難なくできますが、日本語のライティングが小学生2、3年生のレベルでした。
彼女がどれだけ努力をしたかはわかりませんが、少したてばすぐにクラスの子たちに追いついていました。子供の吸収力の速さで勉学の遅れは何とでもなります。
ある程度大人になってからの語学習得で一番難しいのが発音です。どれだけ頑張って勉強しても、アメリカ人をまねてみても、ネイティブスピーカーと同じ発音になるのは難しいんです。発音に関しては、半端じゃない努力が必要ですね。
よく言うのが、日本人はRの発音ができないといいます。自分ではできているつもりでも、ネイティブスピーカーにはうまく伝わらないことが多いです。どの国の言葉も同じで、例えば日本語を学んだ韓国人は“ざじずぜぞ“が言えず、”じゃじぃじゅじぇじょ“となってしまうと聞いたことはありませんか。
自分の国の言葉に同じ使い方をする発音がないと、なかなかスムーズに発音ができないんです。子供のころから色んな発音のベースを学んでいたら、ある程度大人になってからでも、感覚を思い出せると思うんです。
一番早く英語を習得するには、ネイティブスピーカーの友達、彼氏、彼女を作るのが良いとよく聞きます。私の場合は語学学校の先生とすごく仲が良く、授業が終わった後に先生と飲みに行ったり、遊びに行きました。
年齢が近く、日本語が話せる先生でしたので、極力英語で会話をしてもらいましたが、わからない事は日本語で話し、その都度教えてもらったり、学校で授業を受けながらプライベートでも授業をしてもらっている感覚でした。
他にはネイティブスピーカーのお友達がいなく、英語を学んだ外人の彼氏を作りました。学んで英語を覚えた人は教え方が上手なんです。わからない単語があると、わかりやすい英語で説明してくれたりします。
例えば、外国人の日本語を勉強している学生さんに、“私は”、“私が”、“私の”などの接続詞の使い分けを説明してと言われたら、簡単には答えられないです。なぜなら、日本語の決まりというかルールだから、どうして、と言われても、そうだからとしか私は答えられません。
単語を覚えるのも、最初は英和辞典を使っていましたが、日本語で覚えていたらいつまでたっても覚えられないと思い、英英辞典を使うようになりました。自分の努力とモチベーション、それからやる気が一番大事です。
子供は努力しなくても吸収できますが、大人は子供みたいに脳がフレキシブルではありませんので、たくさんの努力が必要です。ある程度英語が理解できるようになると、そこでストップしがちなんです。日常会話はできるし、アメリカで生活するのに不便しないし、と学ぶ事をやめてしまう人が多いんです。
英語は気合が大事です。日本にいて独学で学んでも話せるようになる人もいれば、アメリカにいても全く話せるようにならない人もいます。少しでもネイティブに近い英語を身につけたかったら、留学をして、英語の環境を作るのが一番です。