中高年になった時に自信を持って笑っていたい
- 2016/1/29
- その他いろいろ

便利な時代で、海外で暮らしていても、見たい日本のテレビ番組はほとんどインターネットで見ることができます。
先日、NHKの「SONGS」を見ました。何となく、ユーミン、今井美樹、ドリカムと、自分の青春真っ只中によく聞いた歌手を選んで一気に見ました。
やっぱりすごいわ。日本を代表する歌手。歌唱力がすごいのは当たり前。何に感動したかって、この方々、皆さん50歳を超えてるんです。ユーミンは60代だけど、今井美樹が52歳?!、吉田美和ももう50歳!私も年を取るはずだ。。。
この年代でこの輝きよう。50代、60代でこんなにキラキラしている。3人ともまだまだ積極的に活動してるし、これからもまだまだ活躍されるだろう。この番組を見ていて、自分が彼女達と同じ年代になった時、こんなに輝いていられるだろうか、とふと考えました。
ユーミンは数年前に活動40周年、今井美樹は30週年を迎え、ドリカムもほぼ30周年、同じ仕事をこれだけ長く続けて、人の心に寄り添い、人の心を動かす仕事をしている。その喜びと自信に満ちた姿はとても美しく感じます。
自信の意味を考えたとき、私達はつい、人を見下して自分のほうが優れているという優越感のようなものと勘違いしてはいないでしょうか。自信とは、その字の通り「自分を信じる」ことなんですね。自分を信じたことを思いっきりやって、それで人を幸せにできるなんて、最高に幸せな事ではないでしょうか。
私も彼女達のようにこの年代になっても生き生きと輝いていたい。日本を代表する歌手と自分を同じように考えるのもアレなんだけど、どうすれば可能か考えてみました。
とても成功されてるけど、この方々も、それなりの苦労や挫折は絶対にあったはず。孤独や不安で絶望の淵に追い込まれることもあったはず。
30代、40代で色々あって、悩んで悩んで悩みぬいて、そのたびに自分と向き合い、それなりの答えを出し、何とか前に進んで来られたのでしょう。自分を信じて、自分から決して逃げないで、自分という壁を乗り越えて来られたのではないでしょうか。
その強さがあるから50になっても60になってもいい仕事ができて、いつも笑顔でいられる。まだやるぞ、まだまだやれるぞ、とこの年代で思えれば、私の人生幸せだったと言い切れます。
じゃあ30代、40代の今どうすればいいのか。今の自分にとって大切だと思えることを一所懸命やればいいのではないでしょうか。それが家事、仕事、趣味、子育て、何だっていいんです。自分を信じてがむしゃらにやっていれば、キラキラした50代60代が待っています。
もし、やりたい事があるんだったら今、絶対やっておいた方がいい。やらないで後悔するよりも、やってみて失敗した方が、まだ悔いが残らない。厳しい現実から逃げて、ぬるい生活していても何も変わらないんです。
もし留学したいんだったら、諦めないで欲しい。以前、「留学したらどういう良い結果が得られるか」をしつこく聞かれた事があります。英語がしゃべれる、新しい出会いがある、現地でそのまま結婚できるかも?
色々とそれらしい答えはあるかもしれないけど、自信を持った一人の大人として、中高年になった時に自信を持って笑っていたいから。そんな答えじゃだめでしょうか。